オーストラリアで子宮頸がん?Pap Testとは?若い人こそ要注意!

25歳で子宮頸がんハイリスク?

J1君を出産したのが2017年の12月。オーストラリアでは、産後6週に母子共にGPを訪れて先生に子供の発育状況ではなく、ママの体・出産のときの傷などをチェックしてもらいます。私は、J1君の出産ストーリーにも書いたように結構なやぶ医者にかかっていたので、新しい日本人の先生にかかることにしました。
そこで先生に、産前にPAP Smear してないの!?と結構な勢いで驚かれ、ビビりながらも会陰切開の傷を見てもらうついでにしてもらいました・・・

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PAP Smear/ PAP Test とは?

PAP Testとは、英語のThe Papanicolaou Testを略したものであり、日本語で言う子宮頸がん検診です。Cervical Screeningとも言いますが、PAP Testを多くの先生がPAP Smearというのは多分検診の方法で細胞採取のためにイガイガのついた綿棒のようなものを子宮の入り口に擦り付けるからだと思います。パップスミア(ヤ)とよくオージーは言います。
検査は、子宮頸部の細胞を少し取るだけなのですが、1日くらい出血した時もありました。痛くはないのですが、人生で自分のオマタの細胞を取られることは経験なしだと思うので初めてPAPを受ける人は違和感があると思います。

子宮頸がんとは?

まず子宮頸がんの説明を軽くします。英語では、Cervical Cancerと言います。
専門家でもないので私のわかる範囲です!
子宮頸がんとは、子宮入り口の子宮頸(けい)部と呼ばれる部分に発生するがんです。女性特有のがんの中では乳がんに次いで2番目に多い癌だそうです。
他のガンと違うところは、子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルス感染によって発生することが分かっており逆に言うとこのHPVを持っていない人が子宮頸がんになるのは極めて低いそうです。
ピークの年齢層の一昔前は、40代から50代だったりした様ですが、今は25歳から35歳の患者さんが一番多いそうです。

そのHPVにもいろんな型のウイルスがある様で、大きく分けるとハイリスク型とローリスク型があります。ハイリスク型は、HPV16型とHPV18型を含み子宮頸がんを発症しやすい方となります。その他の型はローリスクに含まれ、子宮頸がんではなく尖圭コンジローマというイボを作る型として分けられる様です。
初期症状や自覚症状はほぼないようなので、定期的なPAP Testがめちゃめちゃ重要なのが分かりますね。

真っ赤な検査結果が返ってきた。

オーストラリアでは通常検査結果は家に郵送で送られてくる方式ですが、この時はGPから直接電話があり検査結果を話したいから今週中に来てほしいとの事。
丁度次の日が空いていたので、行ってみるとやはりHPV16型とHPV18型が見つかっているようでした。(その時はなんのことやら)
先生曰く、このPAPだけでは何もわからないから大きい病院のOncology(日本語では腫瘍学というらしい。簡単に言えばガンの専門医です。)に行って組織検査をしてもらわないと進行度合いも詳しいことは何もわからないらしく、ちょうどJ1君を出産したRoyal Hospital for Women(略・RHW)のOncologistに診てもらうことに。

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Oncologyでは何される?

一般的にPAP Testが異常ありで返ってきた場合は、Colposcopy(コルポスコピー診)と言われる拡大鏡を使った診察をします。HPVはイボを作るウイルスなので、拡大すると目に見えるそうで先生が悪そうなところ(異形成)をチェックします。そして見つかった異形成の組織を取るのですが、下手な先生がすると結構痛いです。私の場合は結構な出血もありました。
その結果を聞きに再度Oncologyに行きます。
私の担当医はすごくヤバいやつで、めちゃめちゃ適当・説明も良くわからない・自分のノートとかメモは床に捨てる(よく映画で原稿書くときに破って捨てますよね?それです。)マジ不信感しかなく、今日手術の予定決めようと言われました。一応、予約はしたのですがちょっと怖くてかかりつけのGPでもう一度相談しました。ちょうど日本に帰る予定があったのですがこの手術の為にそれを先延ばしにしようと思ってたのですが、先生の提案で日本への紹介状を書いてもらえることに!!!(嬉しい)
ちなみに、こちらのGPの先生は私と同じく広島出身で実家近くの県病院に知り合いの先生も居るからと直接連絡とってくれたりしました。
病院でのヤバい担当医の話をすると、ちょうど私の報告書が来てるということで先生が読んでいると、「んんんんんん????もう手術したの??」「うわ・・途中の患者名も違う・・絶対コピペじゃん。」となり本格的にヤバい人だったようです( ^ω^)・・・(もちろん電話をしてくれて直してもらいました)
皆さんも手術前など、納得できない対応をされたりしたらちゃんとセカンドオピニオンはもらった方が良いかもですね。

円錐切除術・Cone Biopsyとは?

日本に帰ってからのお話になりますが、円錐切除術という手術を受けることに。結果としては、オーストラリアで手術予定は7月半ば。Medicare無いのでパブリック病院での診察。もちろん手術も枠はすごく限られているので、一番早い手術日を選んでも7月でした。日本へは4月下旬に帰り、一通りの検査をもう一度しました。(一応日本での検査結果が欲しいとの事でした)オーストラリアでは説明された覚えはないのですが、私はCIN3という分類に入る様で一部が上皮がん化してるみたいです。その進行状況を見るためにもその部分を取ってラボに送ってくれました。
そしてそして、円錐切除術を受けたのは6月の頭でした。

円錐切除術とは?
英語ではCone Biopsy(コーンバイオプシー)と言います。名前の通り、アイスクリームのコーンのような形に子宮の一部を切除します。CIN3レベルになると、子宮全摘出をする人も居るようですが、私自身まだ25歳で2人目を産むことを考えていたので円錐切除術を選びました。メリットとデメリットを見てみましょう。

メリット
・高い確率で異形成(病変)を取ることができる。
・切除時に内部の細胞組織をとって病理検査できるため、がんの進行状態を正確に診断できる。
・妊娠が可能。

デメリット
・出血が多い人も(これはほとんどの手術だと思いますが)
・子宮頸管無力症の可能性(力が入らなくなる)
・次妊娠時の流産・早産の可能性UP

手術から退院まで
手術自体は30分程度で終わるそうですが、私の場合は全身麻酔でしたのでその日の朝から入院し、1時頃から手術。3泊4日泊の入院でした。(オーストラリアの手術は日帰り予定でした。)

術後は麻酔が残ってたのか結構意識もうろうとしていてあまり何も覚えていません。(笑)導尿もしていたりしたので、次の日から普通の生活に戻るために自分の足で立てるか・排尿が自力で可能かなどのチェックをしました。

実際の円錐切除術の後遺症は・・?

デメリットは、上記以外にも円錐切除術に詳しい先生が説明してる記事などを検索すると出てきますが、実際にすぐに感じたことはありませんでいた。(術後の1週間後くらいに野球ボールくらいの血の塊が出てびっくりしたくらいかな?)

次男出産レポートにも書く予定ですが、妊娠初期から円錐切除術を受けた妊婦さんは沢山のメディカルサポートが必要になると思うので私的にはそれが一番のデメリットでしたね。(ガン化して転移するより断然マシですが)

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まとめ

今回は私の実体験を含めつつの円錐切除術(Cone Biopsy)の説明を書いてみました。円錐切除術のモット詳しいウェブサイトなどは山ほどあると思いますが、個人的には円錐切除術後の妊娠経緯も書きたいと思っておりますのでそのためにも書きました。
円錐切除術は、病変を全部取りつつ子宮の機能は残せる手術なので若い世代に多い子宮頸がん患者にはぴったりですね。
検診は定期的に受けるようにしましょうね!

「オーストラリアで子宮頸がん?Pap Testとは?若い人こそ要注意!」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: オーストラリア出産記録(円錐切除術後の早産) │ オーストラリア移住 サバイバルガイド BYジェイ家族

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