こんにちは!
バイリンガル保育士のSayakaです。
今日は、チャイルドケア業界のみではなく色々な職種がそれぞれ持っている
【Code of Ethics】についてお話します!

最近《エシカル・Ethical》という言葉を沢山耳にする様になりましたね🤲
日本語に訳すと
⭐️道徳的な
⭐️倫理的な
と言う意味です😊💡

今まで
➡️安ければ良い
➡️質が良ければ良い
➡️便利だから良い
など、購入者の意見を尊重しまくってたら製品を作る環境が極悪・労働条件最悪・子ども労働者・発展途上国民に低賃金で働かせるなどなど沢山の問題が発生しましたね😵‍💫(載せきれない!)

幼児教育業でも、
➡️ビジネス化されすぎている保育園
➡️Workplace politics(職場でのゴタゴタ)
などに取り巻かれる事で、職員のモラルの低下・道徳的判断が出来なくなってしまって《子どものため》の本質が忘れられてしまう事も。

そこで全保育園が取り入れているこちら👇
Code of Ethics💡

http://www.earlychildhoodaustralia.org.au/

👆のリンクからダウンロードできます。

▼Code of Ethicsとは?

自分たちのVision/ Philosophyに合わせて改良してる保育園も多く、〈Code of ethics/ Childcare〉などと検索すると色々な保育園のバージョンを見ることができるよ。

今回私が投稿に使っているECAのCode of Ethicsは1番スタンダードで、理解を深めるにはピッタリだと思います。

大体のことが、『そんなの当たり前じゃん』と思うかもしれませんが、子どもの泣き声・書類に追われる・同僚とのコミュニケーション・疲れの中全部守れてるかな?
自分の勤務姿勢を見直す良いチャンスですので、是非全項目チェックしましょう❤️

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▼Ethic/Ethical・エシカルとは?

意味は投稿に書いた通りです。意外と身近なところに書いてあるんだよ〜。
石鹸の裏とか、服のタグとかにも。知ると自然と目に入るようになり、そして意識的にethically resourced productsを買う機会が増えると思うので是非是非自分の日用品に書いてあるかチェックして見ましょう。

①In relation to Children

私的には、これがすごく好き。
親目線にしても保育者目線にしても大人って自分の経験から沢山答えが出せるから、〈〇〇までにはこれが出来る様に〉だとか〈ここの学校に行った方が良い〉とか子どものことを思っているが故の先回りをしてしまうことが沢山。(私も気づいたらしてしまってることあります。)

悪い事じゃないんです。ただ、子どもが自分で経験して子供らしく学ぶチャンスを奪ってしまっているのです。

テクノロジーの発達で情報が膨大にある中で、先回りばかりせず・子どもの学びを省略しない環境づくりをする義務が保育者にはあるのです。

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②In relation to Profession

オーストラリアの保育資格は一応リフレッシャーコースがあるものの、大体の人は資格取得してからわざわざもう一度勉強しようとする人は少ないです。

ただ、Professional Development(PD)というセミナーのようなクラスが沢山あり自分の好きなトピックについて勉強しにいく機会も与えてもらえることが多いです。(自分が好きでいく場合は自費・ただ大体の保育園はPD予算があります。)

もし働いている保育園でPDのチャンスがあれば積極的に応募してみると良いですし、そう言った話題が出ない場合は園長先生やエリアマネージャーに聞いてみると意外に色々準備してくれる可能性もあります。

どんなPDやワークショップが開催されているか知りたい方のためにPDで有名な会社を2つ載せておきます。
どちらもオーストラリアで幼児教育機関を保持している大きなグループです。最初は、自身の会社のスタッフ向けに始めたPDが評判で広まっていったようです。
NSWにGowrieは沢山あるので私はGowrieのワークショップに沢山行ったことがありますが、KUの方が圧倒的に大きい会社でPDのクラスも沢山あります🙂
是非覗いて見てください✍️

https://www.gowriensw.com.au/educationhub/

https://www.ku.com.au/professional-development/courses-events?keywords=&startDate=&endDate=&availability=public-only&endorsedOnly=false

③In relation to Colleagues

これもすごく大切ですよね。とてもDiverseなオーストラリアだからこそできた項目のような。
チャイルドケアで働いていて日々実感するのは、毎日それぞれの先生が違った形で子どもの成長に貢献していてお互いにその貢献を認める(Acknowledge)するのはすごく大切!
個人的にこの人とは合う合わないはもちろんあると思いますが、それとこれとは全くの別問題ですよね😀
もし同僚や学生さんなどがした行動が少しでも自分や子供に良い影響をもたらしたとしたら、

“I saw you took our bin on your way out, thank you so much. ” (帰るときに私たちの部屋のゴミ捨ててくれてありがとう)などと職場のグループチャットで伝えたり次の日にお礼を伝えたりしよう!
ありがとうをわざわざ要求してくる人はあまり居ないけど、自分が誰かのためにした事は認知されたいのが人のココロです✨

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④In relation to Famillies

私は保育士であり母であるのでここの所のバランスを取るのは得意です。なぜなら、私に子どもが居るのを保護者も知っているので、私からの保育士としてのアドバイスなども聞き入れてくれやすいです。(時には言いづらいこともありますが)
オープンか関係を作るためには、保護者との関係作りが鍵です。ドロップオフやピックアップのときに必要最低限の話しかしていない保育士と保護者の関係作りは時間が掛かります。私たちの共通点は〈子供〉ですが、相手との関係を築くためには〈子どものお母さん〉という認識より一人の人間として付き合うことが1番嬉しいと思います。

私が保護者との関係作りのためにしていること

①保護者を名前で呼ぶ
日本では〇〇ちゃんママやお母さんと呼ぶことが有りますが、オーストラリアでは名前で呼びます。
大量にいる子どものご両親・時には祖父祖母や従兄弟まで覚えないといけなくなりますがIt will pay off!トライする価値はあります😊

②How was your day?を聞く
お迎えの時などに今日1日がどうだった?と聞きます。関係が築けてくると悩み事だったりプライベートなことも話してくれる様に。何かしら助けれることもあるし逆に助けてくれる事も!

③正直に話す
時々答え辛い質問をもらう事ありますよね。。。先週は『最近公園でうちの子がお友達叩いてるの見たけど保育園でしてる?』っていう質問をもらいました。『めっちゃ叩いててめっちゃ被害者いるし全然話も聞かない。』なんて答えれる訳もないので『Yes. sometimes』と軽く言ってしまいがちですよね。全然Sometimesじゃないのに。
私は、”To be honest with you, yes. He has been hitting his friends a lot and he knows it hurts others as we explained to him. However, it has not worked well to him. So we are trying to come up with new strategy, do you have any suggestion?” と言います。はっきり伝えるけどあなたと協力したい欲を見せると保護者も一緒に解決しようとお家でも協力してくれる率が上がります◎。
全部話してくれると思ってくれるから次からも正直に相談に来てくれるし、こちらの意見も聞いてくれます。

⑤In relation to Community & Society

コロナ禍によってコミュニティとの関わりが激減。Vulnableなお年寄りを守るために、コミュニティとの関わりかたが激変してしまいましたね。。。今までだと、コミュニティセンターに行って沢山の歴史を学ぶ経験や貢献が出来ていたのに今ではほぼオンライン一本化・・・
ただこのオンライン化された地域活動にどう関わっていくかは色々考える余地ありますよね!
私の保育園では最近はNational Tree Dayに参加して、木の苗を保育園の人数分分けてもらいました。その苗を植えて毎日水やり活動を頑張って少しおきくなったら近くの森に園長先生が植えに行ってくれる予定です🙂
自分たちが行かずに園に持ってくるという可能性が出てきてからはいろんな議題がミーティングで上がるようになりました◎。

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▼最後に

このDocumentは私の保育お気に入り書類の中でもトップレベルで、多様性を尊重するオーストラリアだからこそ必要な心得だと思いました💡💡

オーストラリア社会には私の常識は人の非常識が前提であるし、そこも踏まえて《求められているいる態度》がはっきりしてます😊

バイリンガル保育士SAYAKA

バイリンガル保育士SAYAKA

シドニー在住のジェイ家族です。パパはオーストラリアのお堅い情報・ママは子育て情報発信します!
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