こんにちは!バイリンガル保育士のさやかです。
今回のインスタグラム解説記事はこちら👇
Challenging Behaviourと向き合うストラテジー5選です。
投稿時のストーリーには沢山の返信を頂きました。
私のDMにもフォロワーの方から『丸々然々で手に負えない子供が居るのですが、どう対処しますか?』と言った質問をよく頂くのですが、結局のところその子どもの性格・環境・保護者との関係性など沢山考慮するべき点がありすぎて直接的な返答をする事は難しいです・・
そんな時に誰でも実践できる Behaviour Management Strategiesをご紹介したいと思います!


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▼Challenging Behaviour とは?イヤイヤ期のことではない❎

まず、Challenging Behaviourとは何ぞや?と考えたところ、日本語での保育経験皆無の私にはそこにぴったりの言葉が存在するのかどうかも不明でした・・。私のインスタアカウント @bilingualhoikushi にて回答を募ったところ多かったのは

  • 試し行動
  • 衝動的行動
  • 行動障害

以上の3個の回答が多かったです。最も多かったので色々調べてみたところ、「試し行動」が1番近いと思いました。

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/18943/ よりお借りしました。

ただ、「試し行動」とChallenging Behaviour は完全一致ではないと思います。
どこがかと言うと、どの説明にも〈わざとやっているか〉が強調されています。


英語でいうところのChallenging Behaviourは、Applied Behaviour Analysis(ABA)・日本語で言うところの応用行動分析学でよく使われる〈問題提起行動〉ではないか?とABAに詳しいフォロワーさんからサジェスチョンを受けたので色々調べてみるとこれまたドンピシャ!!(Nさん、有り難うございます!!!!)

このApplied Behaviour Analysisについては、また別の記事で書かせていただきますね。🙇‍♀️

それでは、試し行動や問題行動(癇癪・噛む・人を傷つける)のマネジメントに大人の私たちができる5つのことを紹介していきます😁

▼ストラテジー①Routineを作ろう!

Routineを作ろう!

ルーティーンを作る事により子供達自身が何を次にするべきか予測することが出来ます。

私たち大人も、もし時間の枠組みがなくおおよその予定も分からないお出かけに友達と行くの疲れませんか?
どこに向かってるかも分からず、このあと何するかも・いつご飯を食べれるかも全て他人が急に知らせて来たら少しはイライラするはず・・・
感情のレギュレーションの発達中の子どもたちなら尚更癇癪やイライラして他の問題行動を起こしやすくなるかも。

朝から晩までの流れでなくても大体でも良いので、

  1. 起きてから家を出るまでの流れ
  2. 食事準備から終わりまでの流れ
  3. 夕食後から寝るまでの流れ

など、問題行動が起きやすい時間帯のルーティーン表を作るのは以下かでしょうか😊

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▼ストラテジー②New Skill for Children

新しいスキルの習得。

与えられたタスクが年齢相応ではない時に、癇癪を起こしてしまう確率が高くなります。

もし何かが出来なくて癇癪を起こしたりイライラしている場合は、そのイベントに必要なスキルの習得に一緒に取り組むのも◎。ただし、本人が嫌がる・年齢相応ではない事の練習は状況を悪化させる事もあるので注意が必要です。

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▼ストラテジー③Changing Environment

周りの環境を変える。

  • 場所
  • おもちゃ
  • 感覚
  • 時間

など様々なエレメントが影響している可能性もあります。
明るすぎる光に過剰に反応する子ども・一緒にいるといつも揉める組み合わせの子供達・お昼寝前などなど。分析してみると意外にパターンが見えるかも。

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▼ストラテジー④Planning Ahead

先回りして予定を立てよう。

③と関係して来ますが、問題行動が多いシーンの分析をする事によって原因やトリガーとなるものが浮き彫りになり易いですよね。

100パーセント原因を取り除くことは不可能だと思いますが、原因が分かれば避けたり少しずつ練習したりなど対策が立てやすいです。

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▼ストラテジー⑤Positive Attention

肯定的な気づきや声かけ。

Challenging Behaviourの対応で最も大切なのは、問題行動をしている時に子どもを注意することよりも、問題行動を起こしてない時にPositive Attentionを沢山あげる事です。

その中には、声かけや褒めたあげたりはもちろん、声に出さなくとも子供が愛されていると感じることができる環境も含まれています😊

▼上記の5つのストラテジーの効果は?

この記事で紹介した5つのストラテジーを使う事により全てが解決されるわけではないです。

ただ、Challenging Behaviourを起こしやすい子どもの傾向を大人が把握する事によって、子どもを変えるのではなく大人が環境を子どもに合わせることが可能になります。✨

最初ら辺でお話しした、〈問題提起行動〉は子供が問題行動を起こして「ヘルプして欲しい!」と伝えているという意味です✍️

私も、ABAに最近興味を持って勉強中ですのでまた記事をまとめて書いてみます🙂

バイリンガル保育士
バイリンガル保育士SAYAKA

バイリンガル保育士SAYAKA

シドニー在住のジェイ家族です。パパはオーストラリアのお堅い情報・ママは子育て情報発信します!
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